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珍名・難読地名の旅 - 5.生実町

生実町(おゆみちょう)の巻 千葉県千葉市中央区生実町

お久しぶりです 〜 随分と更新間隔が空いてしまいスミマセン。
今回は"生実町(おゆみちょう)"をお届けします。

"生実"という名には諸説あるようです。
"生"を"おい"と読む地名は幾つかありますが、
"おゆ"と読むのは珍しいですかね。

元々「小弓」と書かれ、戦国時代初期に足利義明が千葉氏の重臣原氏の
居城だった小弓城を奪って居城としましたが、その後北条氏綱に討ち取られて
滅亡。後に原氏が旧領に復帰して「生実」と改めたが、小田原の役で没落。
元和9年(1623)に酒井重澄が生実に2万5000石を与えられて生実藩を立藩。
しかし寛永10年(1633)早々に改易され、酒井家の生実藩は廃藩となった。
その後に譜代大名である森川重俊氏がこの辺りに入地し、
"生実藩"の藩主となったのが寛永4年(1627)のこと。

最寄駅は京成電鉄ちはら線の学園前駅です。
改札を抜けると幾つか"生実"の名が残る案内があります。

生実町は県道66号線沿いに広がっています。
Route66ですが、USAのシカゴ〜サンタモニカに非ず千葉市です。

城址の碑がありました。

元々生実城址内にあったのでしょうか、生実神社です。

陣屋跡からは幾つかの遺構・遺物が見つかっているようです。

中に入ってお参りすることにします。

生実城、堀跡、陣屋などの説明書きがありました。

生実神社の謂れ書きです。

割と立派な狛犬 ・・・ 実は狛犬好きです(笑)。

堀跡を見てみましょう。空堀ですが写真ではわかりづらいかな。
でも甲冑を纏った敵を一旦食い止めるには十分であったのでしょう。

神社を出てRoute66を生実池方面へと進みます。
ひっそりと佇むように弁財天が祀られています。

池は元々灌漑用だったのでしょうか、
それともお堀か城内の水源だったのでしょうか ・・・ね?


Route66を戻り、前述の森川氏の名が付いた森川山霊苑です。
名残りの紅葉がありました。今年はどこも紅葉がマイチだったようです。

この日は寒かったので、一軒のラーメン店にお邪魔して、
塩とんこつラーメンを頂きました。


(各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます)

NIKON D750 / AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8G




今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに〜。


(注)取り上げた地地名の歴史や由緒・謂れなどに表敬して訪問しています。

参考: Googleマップ = 生実町

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