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珍名・難読地名の旅 - 6.文違

文違(ひじかい) の巻 千葉県八街市文違

今回は"文違(ひじかい)"をお届けします。


八街(やちまた)も十分に難読であると思われますが、
今回は "文違(ひじかい)"がタイトルです(笑)。

●八街 やちまた (八街市役所HPから引用)
明治新政府の政策により徳川幕府の放牧地であった小金・佐倉両牧の開墾に際し、
開墾局が開墾に着手したおおよその順序によって命名された字名によるものです。
字名は、初富(鎌ヶ谷市)、二和・三咲(船橋市)、豊四季(柏市)、
五香・六実(松戸市)、七栄(富里市)、八街、
九美上(香取市【旧:佐原市】)、十倉(富里市)、十余一(白井市)、
十余二(柏市)、十余三(成田市)で、明治5年11月2日にそれぞれの村が
誕生しました。この8番目に開墾された地が現在の八街市の始まりです。

●文違 ひじかい
天生10年(1582)、戦いに敗れた椎崎城主の椎崎三郎勝任が
再起をはかるべく先発隊を飯櫃(いびつ)村 = 旧:芝山町に派遣した。
ところがこの先発隊が道を"踏み違え"て飯積村(現:酒々井町)に
向かってしまったことからち"ふみちがえ"が転訛して"ひじかい"に
なったと伝えられています。
別説では名主で牧士を務める錦貫家に他の地区の錦貫家の文書が
間違って届けられることがしばしばあり、"文違い"から"文違"に
なったとも云われています。


毎度のことですが、読み仮名(=ふりがな)が書かれたものが
見当たらないんですよね・・・。

後ろに見えるのは文違郵便局。

商業会の街灯があります。

コミュニティセンターと文違神社の祠前にあるバス停。

八街と云えば落花生が有名なので、何か無いか探して歩きます。

落花生収穫後には"ぼっち"と云われる野積みが見られますが、
季節はずれということもあり、何も見つかりません。
で、ここを勝手に落花生畑と決めました(笑)。

田畑脇によく見られる祠です。


お土産にJR八街駅の近くにある"平林のだんご"さんで
お団子を買って帰ったのですが、不覚にも写真を撮り忘れて
早々に食べてしまいました・・・w。




(各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます)

LEICA M8.2 / MS OPTICAL PERAR 21mm f4.5




今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに〜。


(注)取り上げた地地名の歴史や由緒・謂れなどに表敬して訪問しています。

参考: Googleマップ = 八街市文違

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