たかがカメラ、されど写真

日々のあれこれ /// 当ブログは不定期更新です

「あいうえお」を巡る旅 #12

「し」 下仁田(しもにた)群馬県甘楽郡下仁田町


第12回「し」のスタートは、都心と離れた地からお届け(笑)。
長野県の県境にもほど近い、下仁田町へとやってきました。
下仁田と云えば、こんにゃく・ネギ・・・・って旅ではありません。
その魅力は何? それがこの旅の鍵です。

降り立ったのは、上信電鉄さんの終点である下仁田駅
高崎駅からほぼ1時間ほどの乗車時間です。
まさに昭和の香りのする駅でした。

夏の甲子園優勝校は群馬県前橋育英高校でした。

駅前にはいきなり味のある建物があります。
運送会社の営業所として使われていました。

駅前にはこのような町の訓戒が書かれています。
守られているのでしょうかね・・・。

駅前通りと書かれた道を歩みます。
営業されてるのかどうかわからない旅館がありました。

10日で5kgムリなくですか・・・本当なら凄い。

駅からほんの3分で出会った素敵な廃墟。
廃墟って地方の町に限らず、都会にもあります。
失われていく文化って意味では同じです。

道祖神碑前にて地名確認です。

道祖神碑の横は下り坂になっていて、川に出ます。
その途中にあった廃墟です。

川面を見つめる人を発見・・・近づいてみましょう。

案山子のたぐいではないようですが、意味はわからないです。
以前、わたらせ渓谷鉄道を旅した時に、
渡良瀬川の川べりで同じようなモノを見ました。
小中駅辺りの川辺だったかな・・・・同じ群馬県ですねぇ。

史跡がありました。例によって文字は面倒なので読んでません(笑)。

元は何かのお店・・食事処? 大きな冷蔵庫らしきものが見えます。

上町通りへとやってきました。駅前から縦・横に xx通りの名で、
商店街が形成されています。が、例によって開いているお店は僅か。
このような文化建築の名残りが多く残る、素敵な通りでした。

下仁田町を流れる「鏑川 (かぶらがわ)」です。

上町通りは、通称「西上州やまびこ街道」と云うそうです。

しばし文化建築物を眺めながら、上町通りを歩きました。


少々横道にそれて、神社へお参りします。
この日は群馬らしく、36度以上の猛暑日です。
少しでも涼しくなりませんか?って願いましたが、叶わず(笑)。
お賽銭が少なかったからでしょうか・・・・・w

再び文化建築物を眺め歩きです。
通り名は、仲町大通り商店街となっています。

文化建築物はこれだけではなくたくさんありますが、
とても紹介仕切れません。

通りは仲町本通りへとやってきました。
どこかで見覚えのあるキャラが立っています。
顔を出す穴が小さすぎるような・・・。

そろそろお昼どき、下仁田と云えばコンニャクとネギですが、
最近は町おこしグルメがあるのです。

お食事処 すずきやさんに入りました。

で、注文したのがコレです。
見た目はカツ重ですが、カツ丼です。
残念ながらすずきやさんは、加盟店 ではなかった・・。

ですが、お店には8名ほどのお客さんがいて、
全員カツ丼を注文していました・・・うむ、さすがです。
しかもビジターは私くらいなもので、
あとのみなさんはジモティはかりでした。
だって、お店のご主人と地元の話をされていましたから。

お味の方ですが、うーんって感じです。
わたしは卵でとじた一般的なのがいいなぁ。

お次は中央通りです。
この奥に、凄いものが潜んでいました。

レンズはもっと超広角でないと写しきれないですね。
臨場感のある絵が撮れなくって残念無念・・・。

この絵ですが、漢字が読めません(苦笑)。
おそらく卓球場かと思うのですが、

てへんに右上がなべぶた、右下が里と書かれています。

更新: わかりました。撞球 = ビリヤード ですね。
建物に書かれた字は間違っていますね。

右の建物は寫眞館(しゃしんかん)でした。

下はいわゆるパチンコ店。

駅へと戻る途中に、ぷっと笑える看板がありました。
駐車場の「場」を入れるスペースが無くなったのですね。

汗だくになり、駅へと戻ってきました。

乗って帰る電車を最後に紹介しましょう。
上信電鉄は、派手なラッピング車両でも有名(?)です。
それでは、この赤い列車で帰ります。

本日の「し」を巡る旅はこれでおしまいです。

各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。
今回は珍しく、一眼レフが撮影のお伴でした。


次回は「す」ですね。


今回も最後まで見ていただきありがとうございます。
では次回をお楽しみに・・・(続く)。


EOS 5D Mark III, EF24-105mm f4L IS USM