たかがカメラ、されど写真

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「あいうえお」を巡る旅 #21

「な」 成田山(なりたさん) :千葉県成田市

第21回「な」のスタートは、JR成田線成田駅からです。

2013年 初詣スポットランキング第2位である「成田山新勝寺」は
お正月三が日でなんと298万人も訪れたそうですよ。
ここが最寄り駅ですが、その割にこじんまりとした駅ですね。

駅前ロータリーは、やや殺風景・・・かな。
この奥が新勝寺への表参道入り口となります。

表参道入り口近辺は新しいお店が多く、つまらない道なので
裏街道を歩いて行きます。

懐かしいコカ・コーラの看板がありました。
やはりコークはボトルじゃなくっちゃね。

番地確認をします。この辺りは花崎町ですね。

この坂を上っていくと表参道ですが、左へ曲がり
裏街道をそのまま進みます。

裏街道は続かないので、仕方なく表参道へ出ました。

正しくは表参道開運通りって云うんですね。
新旧のお店が並んでいますが、まだつまらない。

餡子が苦手な私には縁の無いお店〜トコロテンは大丈夫ですが・・。

このお姉さんもずいぶんと頑張ってますね。
指に怪我をされているようでした。

リニューアルされた薬師堂です。
以前は倒壊寸前でしたが、さっぱりしています。

さて、ここから下っていく道が参道らしい参道です。
下り切ったところに山門があり、そこが正当な入口です。
が、私は左側の道を進んで新勝寺(しんしょうじ)への近道を歩きます。
何故か?、それは参道は最後に歩くためです。

備長炭と絵ろうそくを扱うお店です。
絵ろうそくってご存知ですか?

和ろうそくは長時間消えないので、
災害時の停電には重宝しますよ。

成毛屋さん前を右に入ります。
このお店には入ったことがないなぁ。
いつも素通り(笑)。

絶妙な間隔に並ぶネコたち〜このあと更に一匹が乱入し、
均衡が崩れ去ったのでありました。

成田山三学院前を通ります。
三学院とは、若い修行僧の宿坊のこと。
つまりは寮付きの学校ですね。

いわゆる出世稲荷さんです。
出世を願う多くの方々が訪れる場所なのです。
入り口で油揚げを買ってお供えし、立身出世を願います。

この日も若いサラリーマンが外回りの途中(?)で、
お参りをしていました。そんな暇があったら
他にすることがあるだろ? ・・・大きなお世話か(笑)。

新勝寺の裏手にあたるため、シャッター街化している
お土産物やさんストリート。

新勝寺の本堂を中心に一望できる場所に着きました。
目の前の階段を下りていきます。

成田山の見どころは、山門から本堂にかけてではなく、
この階段を上がって奥の方にあると思います。
なので、裏街道から直接ここへアクセスしている訳です。

まずは重要文化財である「額堂」から。
この間の震災の影響で、残念なことに建屋の下へは
入れなくなってしまいました・・・。

額堂を左手に見ながら進みます。こちらも重要文化財である光明堂です。

光明堂はサイドとバックから観るのが素晴らしいです。

平和大塔を左に見ながら、池の方へと下りていきます。
池の周辺は紅葉スポットとしても有名な場所です。

途中にある東屋、紅葉時には屋根にもみじが積もります。

ここからは、紅葉時に私が撮影する構図を基本として
並べて行きます。紅葉してる絵を想像してみてください。

書道美術館横の場所が、一番早く紅葉します。

撮影は約三週間前、部分的に色づき始めていました。
例年だと11月中旬が見頃となりますが・・・。

池の周りの紅葉スポットは、新勝寺の中でも冷える場所です。
暖かくしてお出かけくださいね。

さて、本堂から一気に山門へと下ります。

通常はこちらから入られる方が殆どなので、
シーズン中は人でごった返しています。

新しく立て直された門ですが、
白木がだんだんと古味を帯びつつあります。
・・と云っても味が出るのは100年、それ以降でしょう。

最後に、参道を上っていくことにしましょう。
通常は最初に下りてくるものなのでしょうが・・・。

奥に見えるのが大野屋旅館さん〜立派です。

こちらは大黒屋さん〜こちらも威風堂々。

営業していた成田市ゆるキャラ「うなり」くん。
お顔が Suica ペンギンですね〜作者が一緒か。

午後3時を過ぎました。
お店もようやく落ち着いたと思われる時刻です。
ってことで、川豊さんで鰻を食すことにしました。

いつ来ても混雑しているお店なので、
午後3時以降に訪れるようにしているんです。

鰻はさほど好物ではないのですが、ここの鰻は好きなんですよ。
甘くべたべたしたタレと、残りすぎている油の感覚が嫌なので
一般的なお店の鰻は好きじゃないんです。
(それが好きだという方も多いでしょうね)

川豊さんのは、あっさりとしたタレとほんの少し油感の残る、
和食の品が感じられる鰻とでも云いましょうか・・・。

ま、誰でも好みがあるってことで(笑)。

並(2,000円)と肝吸い(100円)をおいしくいただきました。


各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。


これで「な」の旅はお開きです。
次回は「に」ですね。

今回も最後まで見ていただきありがとうございます。
では次回をお楽しみに・・・(続く)。


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