たかがカメラ、されど写真

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「あいうえお」を巡る旅 #13

「す」 杉戸(すぎと) :埼玉県北葛飾郡杉戸町


第13回「す」のスタートは、古利根川にかかる橋の上からスタートです。

杉戸とは日光街道5番目の宿場町です。
最寄り駅は東武動物公園駅であり、東口側となりますので
動物園とは反対側なのです。

日本橋⇒1.千住宿⇒2.草加宿⇒3.越ヶ谷宿⇒4.粕壁宿⇒5.杉戸宿

越ヶ谷とは現在の越谷市、粕壁は春日部市ですね。
杉戸は、元々杉門(すぎと)の呼び名から始まったと云う
説があるようです。

いい感じの洋品店。昔のお店はこのような大きな看板が印象的でした。

営業されなくなった銭湯がありました。

早々に番地を確認です。

ほどなくして本陣跡地前という交差点に出ました。
残念ながら跡地というぐらいですから、既に本陣の面影は
何一つ残っていません。後半に出てくるお豆腐やさんが
本陣跡に相当するらしい・・・って、地元のおせんべい屋さんの
おばさんが教えてくれました。

大きな工場を持った林家製菓さん、左奥の緑のテントが
売店です。さすがに直売だけあってお安い、
割れせんべいの大袋はなんと105円でしたが、
大荷物になっちゃうので、割れていない小袋のものを
2つお土産に買いました。
暑い日でしたが、冷たい麦茶をごちそうになりました。

ここから街道を歩きます。
またまた素敵な洋品店、今は隠れちゃってますが、
裏には大きな看板があったんじゃないかな。

営業されていない銭湯2つ目です。

素敵なお家、特に2階部分に趣があります。
まだどなたか住んでらっしゃらるのでしょうか。

ちょっと不思議な空間でした。
奥に見える立てかけられたものは、
高校野球埼玉県予選の対戦表とその結果。
お店の名前もそれっぽいものですが、
営業されている感じはしませんでしたね。

宿場町らしい建物は、住居兼商いをされている感じでした。

少し街道からはずれて歩いています。
富士塚なんでしょうが、崩れてしまったのかな。

普段は神仏に手を合わせることがない私ですが、
旅の途中だけは別です(笑)。こちらは神明神社

こちらは稲荷神社でした。

今回、もっとも印象が強かった建物です。
こちらは裏側なんですが、蔵かなって思ってました。

表にまわってみると、ん? 消えかかった看板には
筑波宿荘 ("宿"はよく読めない) とあります。
これっていわゆる木賃宿っぽい気が・・。

再び街道へと戻ってきました。

街道は商店街を形成していて、
それぞれの街灯横には、お店の名前が記されています。

この辺りは何とか宿場町の面影を残しています。
番地でいくは杉戸4丁目辺りですね。

こちらは元ガラス屋さんだったようです。

素敵な蔵屋敷なんですが、周りを囲むものがアレなので・・・
もったいないなぁ。

文字は読まないので・・・・まあ、そういうことなんですね。

まあ可愛いんですけれど・・・。

おみくじとセットで売られていましたが、
全部欲しくなりそうなのでやめました(笑)。

そろそろ空腹感が・・・おっ、ここに入ろうかな。
しかし杉戸なのに東京駅ですか?

・・・・むむ、営業していない・・・。
現在は仕出しや弁当だけなのかもしれませんね。
軽の1Boxは配達用のクルマなのかも。

食事はあきらめて、街道を戻ることに。
こーゆーお家に住んでみたいです。
都会人は田舎に憧れ、田舎人は都会に憧れる(笑)。

ミニ看板建築って感じのお店です。
個人店舗のほうが、味わいがあって好きです。
大型店舗は便利だけれど、文化を感じないな。

冒頭で触れたお豆腐やさんです。ここが本陣跡の中心らしい。

食事もせず、再び古利根川に戻ってきました。
空腹もありますが、何よりも辛いことがもう一つ・・・。
途中に用を足せる場所が全くなかったんですよ。
(いわゆる公衆なんちゃらが全く無い)

散歩人にこれは辛い・・・ってことで、東武動物公園駅へ。

駅構内にはロッテリアさんがありましたので、
しょぼいですがここで空腹感を満たすことにします。
旅先では旅先にしかないお店で、
食事をしながらお店の人と話をすることが旅そのものなのですが、
まあ、こーゆー日があってもいいでしょ(苦笑)。

食したのはお好み焼きバーガーのモダン焼風でした。

もっと紹介したい宿場町の味わいがあるのですが、
絵を載せだすとキリが無くなっちゃいますので、
この辺りでお開きにしたいと思います。

本日の「す」を巡る旅はこれでおしまいです。。

各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。


次回は「せ」ですね。


今回も最後まで見ていただきありがとうございます。
では次回をお楽しみに・・・(続く)。


Q, 8.5mm f1.9