珍名・難読地名の旅 - 23.日秀 - たかがカメラ、されど写真

日秀(ひびり)の巻千葉県我孫子市日秀

今回は "日秀" をお届けします。

前回お届けした中峠(なかびょう)と同じく我孫子市に位置し、
国道356号線を10〜15分程度東へ歩いた地域が日秀(ひびり)です。

当地には "平将門"伝説が多く、手賀沼を臨む台地から日の出を拝んだことに
由来しているという説があります。
古くは「日出(ひいで)」と呼ばれ、それが「ひいび」と転訛し、
「日秀」の文字があてがわれ「ひびり」となったとか。

まずは国道356号線に鎮座する日秀観音(= 観音寺)から。
日秀のランドマークとも云えますね。

ここにも将門伝説の一端を見ることができます。

日秀観音の脇を南下し、JR成田線(我孫子支線)に出ます。
ここに "日秀踏切" の文字が見て取れます。

踏切を渡り、しばらく南下すると将門由来の「将門の井戸」と
「将門神社」がありました。

まずは「将門の井戸」から。
承平2年(西暦932年)、軍用に供したと伝わる古式の井戸です。

続いて「日秀将門神社」へと進みます。
神社の創建年代等は不詳ですが、日秀は平将門が幼少のころに
過ごした地だそうです。

地元の掲示板も押さえに(笑)。
ラグビーボールのようなモノを蹴ろうとしている少女(?)は、
何の意味があるのですかね・・・飛び出し注意???

日秀将門神社はお社は無く、小さな祠だけがありました。

意味はわかりませんが、境内に出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)、
伊勢神宮への参拝記念碑がありました。

(各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます)

SONY α6300、E16-70mm F4 ZA OSS T*

今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに〜。

(注)取り上げた地地名の歴史や由緒・謂れなどに表敬して訪問しています。