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珍名・難読地名の旅 - 14.牛袋

牛袋(うしぶくろ)の巻 千葉県木更津市牛袋


今回は "牛袋" をお届けします。


室町時代には地名としての"牛袋"が既に存在していたようで、
江戸時代には"牛袋村"。
名の由来はうし(憂し)、ひくど(低処)からの
転訛によるものという説があるようです。
(小櫃川が氾濫時した際に水はけの悪い低地であるという意味)


地名のランドマーク的なモノを探して歩きます。
集落によく見かける集会場を発見です。
"牛袋公会堂" と書かれていました。


道を隔てて公会堂を挟む形の"八幡神社"と"長福寺"。


出羽三山 = 月山、羽黒山湯殿山への登山(名簿)記念碑です。
この集落には出羽三山への山岳信仰があったのでしょうか??


この地を歩いていて気が付いたのですが、各お屋敷を囲む
垣根が立派で、しかも高さがそれなりにあること。
何か理由があるのでしょうね 〜 風が強いとか ・・・。


訪問したときには梨の花が満開でした。
梨の産地でもあるのですね。


用水路には田圃へと導かれる水が勢いよく流れ、
そろそろ田植の季節であることを感じさせます。


小櫃川には"小櫃堰頭首工"がありました。
頭首工って聞き慣れない言葉ですが、河川の水を
用水路に引き入れるための施設のことです。


最後は小櫃川脇にある公園に植えられていた花々を愛でて、
この旅を終えました。


(各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます)

LEICA M9 / Summilux-M 35mm f1.4(球面) / Summar 50mm f2


今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに〜。


(注)取り上げた地地名の歴史や由緒・謂れなどに表敬して訪問しています。

参考: Googleマップ = 牛袋



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