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珍名・難読地名の旅 - 7.亥鼻

新年は ・・・ と云いたいところですがはや月末、
何とか更新にこぎつけることができました(汗)。

亥鼻(いのはな) の巻 千葉県千葉市中央区亥鼻

今回は"亥鼻(いのはな)"をお届けします。

地名では"亥"ではなく"猪" のほうが良く用いられているのではと思うので、
"亥"のつく地名は珍しいと云えるでしょう。

地名である"亥鼻"は名前のように下総台地から亥の方角に、
鼻の様に突き出た台地状の地形であることがその由来とされます。
現在でその大半は千葉大学医学部、看護学部、薬学部のキャンパスや、
医学部附属病院、お城を模した千葉市立郷土博物館、
その周辺の亥鼻公園などが占めます。


亥鼻公園千葉市立郷土博物館を最終目的地として、
まずは台地を上りながら千葉大学周辺を歩きます。

看板建築らしい建物がありました。

千葉大学前にて 〜 お願いすればおそらく中の見学も可能(?)
(今回はパスしています)。

番地名表記も。

まだ時々見かける街の絵図 〜 昭和の名残り。


亥鼻公園千葉市立郷土博物館へと進みます。

途中にあった神明社

台地の頂上にはお城を模した千葉市立郷土博物館。

戦国の世、地元の有力者であった千葉氏の亥鼻城(=千葉城)が
あったとされることからこのような形になったようですが、
この地にお城があったことを記す文献等はなく、別の場所に
あったとされるのが有力な説です。

この一帯を亥鼻公園と呼び、春はソメイヨシノの名所の1つ。

せっかくなので博物館に入ってみます (=入場無料でした)。

建物の構造としてはこんな感じ。

やはりてっぺんから外を見てみましょう。
金網がうざいですが、ここにお城があったとしても
何ら不思議がない展望が広がります。

千葉大学方面はこんな感じ。

中の展示では、前述の千葉氏にまつわる話、年表などが
整理されており、とても勉強になりました。

さて小腹が空いたので、亥鼻公園にある"いのはな亭"に入ります。

店主にはお団子を強く勧められましたが、
餡子が大の苦手な私はご遠慮して磯部巻きをいただきました。



博物館を眺めながら、今回を終えたいと思います。



(各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます)

LEICA M9 / Summilux-M 35mm f1.4(球面)




今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに〜。


(注)取り上げた地地名の歴史や由緒・謂れなどに表敬して訪問しています。

参考: Googleマップ = 亥鼻

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