新年は ・・・ と云いたいところですがはや月末、
何とか更新にこぎつけることができました(汗)。
亥鼻(いのはな) の巻 千葉県千葉市中央区亥鼻
今回は"亥鼻(いのはな)"をお届けします。
地名では"亥"ではなく"猪" のほうが良く用いられているのではと思うので、
"亥"のつく地名は珍しいと云えるでしょう。
地名である"亥鼻"は名前のように下総台地から亥の方角に、
鼻の様に突き出た台地状の地形であることがその由来とされます。
現在でその大半は千葉大学医学部、看護学部、薬学部のキャンパスや、
医学部附属病院、お城を模した千葉市立郷土博物館、
その周辺の亥鼻公園などが占めます。
亥鼻公園 〜 千葉市立郷土博物館を最終目的地として、
まずは台地を上りながら千葉大学周辺を歩きます。
看板建築らしい建物がありました。
千葉大学前にて 〜 お願いすればおそらく中の見学も可能(?)
(今回はパスしています)。
番地名表記も。
まだ時々見かける街の絵図 〜 昭和の名残り。
途中にあった神明社。
台地の頂上にはお城を模した千葉市立郷土博物館。
戦国の世、地元の有力者であった千葉氏の亥鼻城(=千葉城)が
あったとされることからこのような形になったようですが、
この地にお城があったことを記す文献等はなく、別の場所に
あったとされるのが有力な説です。
せっかくなので博物館に入ってみます (=入場無料でした)。
建物の構造としてはこんな感じ。
やはりてっぺんから外を見てみましょう。
金網がうざいですが、ここにお城があったとしても
何ら不思議がない展望が広がります。
千葉大学方面はこんな感じ。
中の展示では、前述の千葉氏にまつわる話、年表などが
整理されており、とても勉強になりました。
さて小腹が空いたので、亥鼻公園にある"いのはな亭"に入ります。
店主にはお団子を強く勧められましたが、
餡子が大の苦手な私はご遠慮して磯部巻きをいただきました。
博物館を眺めながら、今回を終えたいと思います。
(各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます)
LEICA M9 / Summilux-M 35mm f1.4(球面)
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに〜。
(注)取り上げた地地名の歴史や由緒・謂れなどに表敬して訪問しています。
珍名・難読地名の旅 - 7.亥鼻
珍名・難読地名の旅 - 6.文違
珍名・難読地名の旅 - 5.生実町
珍名・難読地名の旅 - 4.分目
珍名・難読地名の旅 - 3.鎌数
珍名・難読地名の旅 - 2.三ヶ月
珍名・難読地名の旅 - 1.廿五里