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"広重 名所江戸百景"を巡る旅 #35

今回は「総武〜中央線」をお届けします。


-No.41 市ヶ谷八幡 (左)
-No.64 水道橋駿河台 (中)
-No.76 神田紺屋町 (右)


まずは No.41 市ヶ谷八幡 (左) からです。
絵のタイトルであるお宮は、正式名称を "市谷亀岡八幡宮"と云い
始まりは1479年(文明11年)と伝えられています。
(この絵は二代目広重の作であるという説が有力)

少し引いて市ヶ谷駅近く、外堀通り越しに見るとこんな感じで
高いビルに挟まれた奥に見えます。

絵に見える石段は、当時のままかどうかわかりませんが、
結構急であることは同じですね。

お濠などの位置関係は同じですが、周りの風景は様変わり。
で、前述の階段を上った上から外堀通りを見た絵と、
JR市ヶ谷駅ホームから俯瞰した絵を代わりとしました。



続いて No.64 水道橋駿河台 (中)です。
市ヶ谷駅から総武線水道橋駅へ移動します。

駅東口を出るとそこは東京ドームシティのアトラクションが見えます。

水道橋と云う名の橋は今も残っています。
元々は神田上水の水を通すための掛樋(竹筒の長いもの)であったよう。

さて広重の絵のような大胆な構図は取れるはずもなく、
また川辺に鯉のぼりなども見当たりません。
ちょうどツツジが咲いていたので、現:水道橋と駅高架を入れた
構図(ほぼ同じはず)を広重の絵の代わりとしました。


お昼を過ぎおなかも空いたのでここで食事を摂ります。
駅近くの"ふらんす亭"さんで、「オムカレー」を頂きました。
(周りのテーブルを見ると、女子たちがガッツリとステーキを
食していました ・・・ お昼から凄いなぁ)



最後は総武線〜中央線と乗り継いで神田駅で降りました。
絵のタイトルでもある "神田紺屋町"は、今も町名が残っています。
が、紺屋 = 藍染め の名残りは全く残っていません。

駅から神田金物通りを東へと歩きます。
道路を挟んで向かい側が神田紺屋町です。

町名表記 〜 他に撮るモノが無い・・・。

神田紺屋町から少し歩くと北乗物町へ。

また神田紺屋町へと町名が戻ります ・・ 少々変わった区画。

少し歩くと "東紺屋町" となります。
少しいい感じの建物がありました。

もうすぐ催される神田祭で登場するモノの展示がありました。

さて、広重の絵に相当するような景色は何も残っていないので
神田紺屋町の区画を絡めた絵を2枚撮って、代わりとしました。





各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。



今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに。


OLYMPUS OM-D E-M5 MKII / SIGMA 19mm f2.8 DN


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