今回は「浦安」をお届けします。
-No.62 利根川ばらばらまつ (左)
-No.97 堀江ねこざね (右)
まずは No.62 利根川ばらばらまつ (左) です。
今回の絵は2枚ともに旧江戸川が舞台となっています。
「ばらばら松」があった場所は、現：妙見島と云われています(諸説あり)｡
妙見島とは旧江戸川にある中洲のことで、中洲の上には浦安橋が架かっており、
南側には東京メトロ東西線の鉄橋もあります。
現在の妙見島はコンクリートで護岸され、現在はその上に工場があります。
浦安橋は東京都と千葉県を結ぶ橋で、そこから妙見島を眺めましょう。
さて広重の絵の代わりには、東京都側と千葉県側から見た絵としました。
旧江戸川の千葉県側を河口に向かって歩きます。
何軒かの釣り船業を営む店がありますね。
この辺りには"渡し"もあったようです (広重の絵とは無関係)。
続いて No.97 堀江ねこざね (右) です。
現在の千葉県浦安市は、江戸の頃では幕府の直轄地である天領であり
行徳領の堀江村、当代島村、そして猫実村(ねこざねむら)が主となった地域です。
広重の絵に見える真ん中の小さな川が "境川"、左側が堀江村で右側が猫実村。
現在の境川はどうなっているかと云うとこんな感じです。
そして、旧江戸川に注ぐ場所に水門。
すぐ傍には東京メトロ東西線の鉄橋が架かっています。
広重の絵は旧江戸川の河口付近、現在ではずっと南まで埋め立てられ
遠くにはあの東京ディズニーランドがあったりします。
それとなく当時を偲ぶ風景を絵の代わりとしました。
さて、遅めのお昼ご飯をいただきます。
東京メトロ東西線の浦安駅まで歩き、近くの「喫茶さくら」さんにお邪魔しました。
いただいたのは "ナポリタン" と "コーヒー" という喫茶店の王道です(笑)｡
各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに。
CANON 5D MarkⅢ(3) / EF24-105mm f4 IS USM
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