たかがカメラ、されど写真

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「あいうえお」を巡る旅 #40

「り」 寮の坂(りょうのさか) :東京都世田谷区尾山台1丁目〜2丁目の間


第40回「り」のスタートは、とある坂道の石杭前からです。
合わせて坂の由来が書かれた石碑もありました。

【由来:抜粋】
傳乗寺は 坂の東側台地に所在し,かつ本堂とならんで僧侶の学寮が
建てられていたために,この坂道を土地の人は「寮の坂」と呼んでいた。

石碑から下る坂はこのようなものです。
先に行くにしたがって、右へ左へ折れる感じです。

坂を下る途中右手にある「宇佐神社」です。
宇佐神社と云えば、香川県にある八幡さんが知られていますが
こちらとは縁があるのかどうか、よくわかりません。

坂の由来にも登場した「傳乗寺」です。

お寺の前の道にこんなものが・・・はて?

坂を完全に下り切ると、そこは丸子川という小川が
流れています。川沿いを左に歩いて行くと
等々力渓谷へと続く道です。

カワセミがいるんですかね?
キセキレイハクセキレイは見かけましたが・・・。

しばらくすると番地名が尾山台から等々力(とどろき)に
変わりました。道を挟んだ左側は玉堤です。

どうやらここが丸子川の源流ということみたいです。
ここから向かって右へ流れて丸子川ということですね。

ここを右に折れ、しばらく歩くと「等々力渓谷」入口です。

東京都23区内にある唯一の渓谷と云うことですが、
訪ねるのは2回目〜かなり久しぶりで殆ど記憶が残っていない(笑)。

まず日本庭園の入り口である「かぶき門」をくぐります。

本当にたくさんのミカンが実っていました。

書院・広場方面へと階段を上ります。
広場から見た書院はこんな感じ。

書院は入口が閉ざされていて入れず・・・でした。

庭園を出て、渓谷のせせらぎ沿いを歩きます。
「りけんのはし」が見えてきました。
この「はし」を渡ると、「不動の滝」があります。

えっ、これが滝?・・・ま、良いではないですか(笑)。
ちなみに等々力(とどろき)の由来は、この滝の落つる音が
轟いた・・・という説があるそうです。
滝の横の階段を上がり、お不動さんへと参ります。

途中にあった「大菩薩」ですが、ブロックで組まれた
祠ってのがなんともね・・・。

等々力不動尊ですが、結構立派です。

再び渓谷のせせらぎ沿いを歩きます。
左手に稚児大師〜弘法大師の幼少の頃・・です。

おっ、こんなところで「おもいはせの路」の解答が(笑)。
国分寺崖線散歩道(こくぶんじがいせん)の東側が、
尾山台〜等々力に当たるんですね。

さて、トイレ・・ではなく横穴古墳です。
また、環状8号線が渓谷の上を走っています。

見られる野鳥・・・キジバトくらいしか見ませんでした。

等々力渓谷 3号横穴(おうけつ)の説明図です。
1号・2号は跡だけで、当時のまま残っているのは3号だけ。

横穴の入口はアクリル板でふさがれていますが、
近づくと中の照明が点る仕組みになっています。
か、自身がアクリル板に映ってしまうので、
中の写真を撮るのが難しいです。

環状8号線の下をくぐって先へと進みます。

ゴルフ橋・・・ゴルフ場がある?
赤い橋がそれですね。
東急大井町線等々力駅も近いです。

ここで渓谷の遊歩道はおしまい。
階段を上がると行き止まりであることがわかります。

すぐに等々力駅に着きました。
もう午後2時を過ぎており、ランチタイムが終わってます。
しかも、意外に食事ができるお店が少ない・・・。

駅周辺をうろつき、ようやく午後3時までランチタイムの
お店を見つけました 〜 イタリアン 「Fam (ファム)」さんです。

ランチメニューの中から頂いたのは、
「小エビとルッコラドライトマトのオイルパスタ」
これにサラダとコーヒーが付いて、1,050円でした。

コーヒーはずいぶん飲んだ後で撮ってます(笑)。

再び、等々力駅へと戻って来ました。

今回の「り」の旅はこれでおしまいです。

※本日の総歩数は 16,447歩 でした。
※各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。



次回は 「る」なんですが、「る」で始まる地名は北海道にたった2つだけ・・・(留萌とか)。

さて、どうしましょうかねぇ(苦笑)。


今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに。


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