たかがカメラ、されど写真

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「あいうえお」を巡る旅 #34

「め」 目白山下(めじろやました) :神奈川県藤沢市片瀬

第34回「め」のスタートは、JR大船駅から湘南モノレール江の島線に乗り換え、
終点である湘南江の島駅一つ手前の、目白山下(めじろやました)駅からです。
湘南モノレールには初乗車なんですよ。

この先はトンネルになっているのがわかりますが、
その上には片瀬山公園があるそうです。

駅横の道を登り公園を目指します。
期待は頂上から江ノ島を眺めることなんですが・・・。
この辺りの番地名は片瀬三丁目でした。

残念ながら、頂上の周りには金網の柵と木々に覆われていて、
眺望というものは期待できない場所でした orz
代わりに、公園の由来でも読んでください(笑)。

お昼時なので、ここで食事タイムです。
そう、ここには食堂はありませんから
JR大船駅で買っておいた駅弁を食するのです。
有名なのでご存知の方も多いと思いますが、大船軒さんの「鯵の押寿司(960円)」です。

公園を後にし、モノレールを挟んだ反対側の道を下ります。
モノレールを境にして、藤沢市から鎌倉市へと町が変わりました。
ここから腰越(こしごえ)に入ります。

マンホールチェックです(笑)。
鎌倉の「鎌」文字〜いたってシンプルでした。

通称「ぼたもち寺 (法源寺)」の前に出ました。
写真では読みづらい、実物も読みづらい縁起刻みが・・。

法源寺略縁起】
鎌倉市に源氏山という丘があり、その源氏山から和歌江浦
(只今の鎌倉材木座海岸沖合にある日本最初の築港で史蹟になっております)
の出船、入船を見物する人々を相手に茶店を出していた日蓮大聖人の帰依者であった
老婆がありました、たまたま当小動岬の近くにある自宅に帰宅していた文永八年九月十二日、
御法難にあい、竜ノ口の刑場におもむく大聖人が自宅の前を通り遊ばされたので、
急ぎ差し出すにぎり飯が、つまづきころんで砂にまみれ、
ごまをまぶした如くになりましたが、日蓮大聖人は老婆の心からの御供養を喜び遊ばされ、
警護の武士の許しをえてこの世の最後の供養にと喜んで召し上がられました
後世に至り、当山の金子家の墓所に葬られている老婆の供養にと、
毎年九月十二日に日蓮大聖人が御難を除かれ命ながらえ給いしにちなんで、
『延命のぼたもち』又は『御難よけのぼたもち』とよばれて、
いつしかにぎり飯がぼたもちとして皆様に差し上げる様になりました。

神奈川は、丘陵や山を削って家を建てるのがお好きな地域の
イメージがあり(私的意見です)、こういうのが多いんでしょうね。

腰越くじら公園ってのがありました。
名前の由来は?ですが、せいぜい20坪程度の小さな公園でした。

そのまま下っていくと、瀧口寺に出ました。
江ノ島電鉄(江ノ電)で云うと、腰越と江ノ島の間くらいですかね。

目の前は江ノ電の軌道と道路とが並走する区間にあたり、
江ノ電らしい風景と云えます。

近くにはこんな店も〜江ノ電実車がディスプレイされています。

江ノ島を目指して歩いて行きます。
番地を確認すると、ここは片瀬海岸一丁目でした。

ほどなく江ノ電江ノ島駅に到着です。
スズメだと思いますが、冬の寒さを和らげるために
毛糸の洋服を着せてもらっていました・・・可愛いです。

まあちょっと、視界に入ったもので(笑)。

えのでんはうす・・・こんなのあったんですね。

この通りは「すばな通り」って云うんですね。
初めて知りました。

こんな石碑が無くても、湘南ってことはわかるでしょうに。

江の島方向へさらに歩きます。

江島神社へお参りをしましょう。

岩屋まで行っちゃうと、帰りが大変なので中津宮手前で
折り返すことにしました。

私は「スターゲイト」と呼んでいます(笑)が、
正しくは「茅の輪(ちのわ)」です。
同じようなものを他のお宮さんでも見かけますね。

こちらは弁財天。

この手のモノとしては、リーズナブルなお値段でしょう。
他人が書いたものを読んだり、写真に撮ったりするのは
あまり良い事ではありませんよねー(笑)。

眼下にはマリーナが見えています。

登って来た階段とは異なるルートで降りてきました。
この角度から見る絵が好きなんです。
あ、ちなみに「エスカー」なる怠惰な乗り物がありますが、
賢者な皆さんは自分の足で歩きますよね、もちろん(笑)。

来た道をぶらパチ。

珍しく休憩です。コーヒーとさつま揚げスティックという
奇妙な取り合わせですが、さすがに江の島価格でした(笑)。

来る途中で、富士山が見えるか見えないかという感じでしたが
多少霞んではいるものの、帰り道ではお姿を拝見できました。

富士を拝みつつ、「め」の旅を終えたいと思います。



※本日の総歩数は 13,913歩 でした。
※各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。



次回は 「も」ですね。


今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
では次回をお楽しみに。


LEICA M8.2 / Summicron-M 35mm f2 (8 elements)
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