たかがカメラ、されど写真

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「あいうえお」を巡る旅 #15

「そ」 草加(そうか) :埼玉県草加市


第15回「そ」のスタートは、俳人 松尾芭蕉文学碑からです。


草加市日光街道2番目の宿場町ということで、
松尾芭蕉とは切っても切れないということですね。

日本橋⇒1.千住宿2.草加宿⇒3.越ヶ谷宿⇒4.粕壁宿⇒5.杉戸宿

近くには、水原秋桜子の句碑もあります。
水原秋桜子(秋櫻子とも書く)ってご存知ですか?

まず日光街道沿いの草加松原遊歩道を歩きます。
1つ目の太鼓橋型の陸橋が「百代橋」です。

下には横断歩道もあるので、暑い夏には好んで
上る人はいないようでした(笑)。

草加松原の解説版です・・・字数が多い(苦笑)。

横を流れるのは綾瀬川、松原はおよそ1.5Km続きます。
この橋の名前は「ハープ橋」、なるほどね。

2つ目の太鼓橋型の陸橋が「矢立橋」です。
前述の「百代橋」と同じく、県道を跨ぎます。
それぞれ昭和後期、平成前期に作られたもので、
特に古い云われも何もありません。
草加松原のイメージ作りとしてかけられたものです。

そう聞くと何だかたつまらないですが、事実(笑)。
陸橋足元には日光街道イメージレリーフがあり、
横の国道が日光街道であることがわかります。

ほどなくして、札場河岸公園が見えてきます。
「ふだばがしこうえん」には、松尾芭蕉像と
その向こうに望楼が建っているのが見えます。
望楼は上ることもできるようでした。

公園を抜け、伝右川にかかる谷古宇橋を渡ります。
振り返った絵がこれ。

日光街道は橋を渡って少し曲がります。
だいたいこの案内に沿って歩いていきましょう。
奥に見えている像は「河合曾良」です。
知ってますよね? 芭蕉の弟子である曾良です。

交差点の名前は「神明町」ですが、
渡って振り返ると・・・なものが目に付きました。
意味はよくわかりませんが・・。

草加せんべいについて書かれた解説板です。
まあ、そんなに歴史があるものでもないし、
軽くスルーします。

おや、こんなところに「紅虎餃子房」が(笑)。
有楽町のお店に入ったことがありますが、
草加にあったとは知りませんでした。
餃子にビールって絵がアタマに浮かびます。

紅虎さんの隣に「神明宮」があります。
神様も毎日餃子の臭いに刺激を受けていることでしょうね。
このお宮さんは、300年の歴史があるそうです。

観光案内所を兼ねた草加宿神明庵です。
立ち寄ろうかと思いましたが、気が変わりスルー。

さすが煎餅の町、わかりやすいディスプレイ。
風が強い日は不安ですね。

旧街道にはこのような建物が多くあることを
期待するのですが、殆ど残っていませんね。

東福寺山門です。東福寺って聞くと
どうしても京都を思い浮かべますが、
比べちゃいけません。

おせん茶屋跡に着きました。
日光街道の碑もここにはあります。

おせん茶屋の解説板です。
左をカットして撮っているのは、
後ろの小屋が公衆○○レだからです(笑)。

用を足し(笑)、角度を変えておせん茶屋跡をパチリ。

草加宿 清水本陣跡碑です。
宝暦年間以降に使われたということは、
江戸末期からということですね。
会津藩松平家仙台藩の伊達家、
米沢藩の上杉家などが使用したとのこと。

藤城(ふじき)家の住宅兼会社の建物です。
なかなか素敵な歴史のある古い建屋です。
旧街道にふさわしい建屋に出会えました。

スタート地点の草加松原の最寄り駅が、
東武鉄道伊勢崎線の「松原団地」駅、
現在地はほほ同鉄道の「草加」駅ということで、
そろそろ締めなきゃいけません。

今までの絵とはガラッと変わって、
少しなごみましょう・・・?

何だかアタマの中が餃子で支配されていたので、
餃子を食べます(笑)。ってことで「ブンブン餃子」です。

餃子にビール、このあと出てくるわかめスープ、
しめて850円の昼食でした。


好んで旧街道を歩きますが、今回は期待ほど
古い建屋に出会えなかったですね。

本日の「そ」を巡る旅はこれでおしまいです。

各々の写真は、クリックしていただくと多少大きめのものが見れます。


これで「さ」行がコンプリートしました。
次回は「た」ですね。

今回も最後まで見ていただきありがとうございます。
では次回をお楽しみに・・・(続く)。


NIKON 1 V1 / 1 NIKKOR VR 10-30mm f3.5-5.6